2007年10月31日

劇場用パンフレット完売


『クローズZERO』劇場用パンフレット完売いたしました。
再入荷まで1週間ほどかかります。
全国的に同じような状況らしいです。
ご希望の方は恐れ入りますが、いましばらくお待ちください。
なお、よくお受けするご質問ですが、劇場までパンフやグッズだけお求めに
ご来場いただいてももちろん結構です。
また、商品のお取り置きは致しておりませんので、ご了承ください。

入荷次第、こちらでもお知らせいたします。  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 10:41Comments(3)TrackBack(0)【お知らせ】

2007年10月30日

拳銃と(男)

一応、ご報告。
ただいま好評を博しております『クローズZERO』のグッズがみるみる間に姿を消しはじめてます。
なお、劇場用パンフレットが残りわずかで、特殊加工のため再入荷は来週以降となります。
もう今日最後までもたないかも。
いたるところで売り切れが出ているらしいので欲しい方は、お急ぎになるか、
少しお待ちいただくことになりそうです。 すいません。
まあ、ほんとに人気です。まだまだ、伸びそうですねー。
素晴らしい! 僕も見ましたが、ほんと素晴らしい!
なんかいろんな意味でスカッとした。

だって、この映画のコピーが「クソつまんねー映画には飽きただろう?」(チラシより抜粋)ですよ。
もう、どういう意味かわかりますよね? 最高だ。
たぶん当人らは気付いてないだろうな。内部破壊。
「おかげで目ぇ醒めたわあ..」
いまの映画をとりまく風潮を打破してくれい。
三池監督いわく「映画館は安全を買いにいくところでない。」
その簡単な言葉の意味は深い。
もっとも今、映画が撮れる監督は続ける。
「俺らの頃は映画は怖いものだった。」
安心にゆるく泣けるものを求めに来るだけでなく、見る前と後では大きく変わる、
なにか胸の奥をガッと鷲掴みにされるような映画があってもいいだろう。
そんな映画が多くの人に届けばなおいいじゃないか。
なにかある映画をたまたま見てトラウマになればいい。
映画にはそれくらいのパワーがあるはずだし、いま必要とされている。
ぼくもつい5年ほど前まで質的にも今ほど貧弱な状況になるとはまさか思ってもいなかった。
この1本で状況が変わることは究めて難しいが、漫画が原作だからってことではなく
この映画だからこそ人を呼んだのだと言えるものであってほしい。
人間の肉体剥き出しの「暴力」が言語となり、底に溜まった感情が噴出する。
どんつまりになった閉塞した状況をこじ開け、次の次元へと押し上げる。
そこにはかつて見えなかった景色が広がり、再生を生み出す。
そんな契機を映画が与えてくれてもいいはずだ。
もはや誰もが泣ける映画なぞ要らないし、始めからそんな映画は存在しない。
映画はいつだって、そんなヤワなもんではないのだ!!
なんだかやたらと気分がいい。
泣けてきた。
 
              weda working poor  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 20:06Comments(0)TrackBack(0)【映画+α】

2007年10月29日

ひとり映画祭

27日7:00起床
『クローズZERO』初日。

8:50。出勤時すでに、開場を待っているお客さんがいるのに驚く。
劇場限定フィギュアをお求めかな…と想像を巡らせたりして。

12:30てんやわんや。
さすがクローズZERO。鈴蘭の雌雄対決を観るお客さんでごった返す。
うちの劇場は自由席なのでいわば、早いモン勝ち!
そんなアナログなところ、クローズZEROっぽいなって思ったり。
なんか、指定席が当たり前になった今では、並んで映画を見るなんてことあまりないのでは。
映画を待つ時間。待ち遠しくてだるいんだけど、なんかわくわくしっぱなし。そんな時間がたまにあってもいんじゃないか。

15:30
日清やきそばを食べる。
おいしいね。カップ焼きそばとかよりうまい。

20:20
ブログのデザインをいじっていたらこんな時間に…。
弟もいないし家に帰りたくなくなる。

21:10
MoMを誘って、ハロウィンオールナイトの映画を見に行くことにした。
ファー。
家に帰りたくない気持ちの勝利!

22:45
1本目「不思議惑星キン・ザ・ザ」
観た後のあいさつ。
クー。
って、おっちゃんもおばちゃんもみんな。クーって。
不思議な世界に行けました。

28日(日付変わる)

1:20
2本目「ギャラクシー・クエスト」
いきなり行くことにしたので、この作品についてまったくなんの予備知識も入れてなかったのですが、これがなんか良かった。
はちゃめちゃっぽさが。ヲタクが危機を救ったり。嘘から出た誠。

3:25
3本目「ラン・ローラ・ラン」
だいたいこの辺りから眠たくなってくる。
けど、なんか今日はいっちゃってました。
もう、とにかく愛するマニのために走りまくるローラ。
良かったです。
しかし、1カ所めちゃくちゃいらいらしたところが。
子供が必死になってお金を頼んでいるのにあまりに法外名金額のためまともに取り合わず「わかった。」と肩をやさしく抱いて「疲れているんだ。家に帰って寝なさい」という所です。
あまりにいらいらして気がくるいそうになりました。ははっ。

5:00
4本目「時をかける少女」
これは劇場公開のとき見逃していたので、嬉しかった1本でした。
最後泣いてしまいました。
まこともめちゃくちゃ走る!
どこまでも前向きでまっすぐな姿に涙です。

9:00
出勤

17:45
5本目「クローズZERO」
いやー。よかったです。
山田孝之がめちゃくちゃいい顔してました。
吹っ飛ぶイス、吹っ飛ぶ人間、血だらけヤクザ。
個人的には、桐谷健太が良かったです。眼力があるっていうんでしょうか?いいです。

00:00
やっと寝る。

29日

という、1日でした。
さっ!今日は今日でこの後9時から夜勤だ。
ぷしゅ。

1chおにぎり

  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 19:24Comments(0)TrackBack(0)

2007年10月28日

大入り御礼

昨日封切りとなった『クローズZERO』が大入りです!
ご来場ありがとうございました。
1日中ざわざわざわめきたってました。
もうロビーは地面に座り込んでいる方たちでいっぱいなのだ。
なんか、すいませんねえ。喫煙所。場所が決まってるんですね。
みなさんがすごいタバコ吸いたいのはわかりますよ。
でもねカーペットの上に白いのがポロポロ落ちてる。
ちょっと白いのがもくもくなってるから、慌てて足で消したさ。
カーペットだから焦げてしまってた。 もう、ほんま〜。
やれやれと手でそれを拾いあげたら、「熱ッ!!!」
火がまだ消えてなかったよ、こん二ャロー!!
あぶねーよ!!  ワイルドサイドの友達にちゃんと伝えておいてくれよ!
マナーだとか、そんなことは言わないからさあ。

もうほとんどが若い子なんですね。10代、20代。
学生さんも多いです。けどね、呆れるほどもうほとんどが学生証持ってこない。
学生として映画を見る際には必ず、証明が要ります。
そういうことがちゃんと認識されてないことに驚く。
そりゃ、本人にとっては自分は学校行ってるから学生だとあたりまえに思っている。
でも、社会に出れば自分の身分を証明しないと通用しないこと。
どんなに子供っぽくごねてみても、ダメなものはダメ。
映画を見る。→学生として見る。→どういう学生区分なのか証明する。
これは、映画鑑賞の常識なんですね。
「制服着てるからわかるやろ。  はよチケット出せや。」
「はい。一般料金になります。」
ということになるのですね。ぼったくりでもなんでもないですね。

中学生なら1000円が1800円になっちゃう。それは痛いでしょ。
そんな高いお金を中学生から取りたくはない。
本当に忘れて困ったなら、困ったで、もっときちんとした言い方がある。
愛嬌のひとつでも見せることができたら、こっちも人間だ。
大目にみようかという気にもなる。
ところが大概、開き直ることが多い。
そんなコミュニケーションではてんで駄目だ。出直してもらおう。
ふてくされてツンとしても通用しないことを指導しないといけないことになる。
たのむからきちんと学生証は持参いただきたい。
あとタメぐちで話すのも、考えものだ。ぼくらは友達ではないんでね。礼儀ですね。
これからおもしろくなりそうだ。荒野を駆け抜けてやる!

weda  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 14:31Comments(0)TrackBack(0)【スタッフの気まぐれ日記】

2007年10月27日

クローズZERO 解禁


(C)2007髙橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会


こんにちは、uedaです。
いや〜! 『クローズZERO』始まりました!!
本日初日です。ご注意を!
怒濤の勢いではじまりましたよ。朝からすごい列! 新京極通りを寸断する勢いです。
こんな光景は久しぶりに見ましたねえ。
さすがです!

グッズも限定フィギュア中心に売れまくりなので、狙ってる方は早めにご購入を。
再入荷はありませんのであしからず。
Zippoライターはお高いですが、オススメです。
あの行列の方々はグッズ狙いもあったのかもしれませんね。

もう朝から何度も興奮しまくりですが、映画のオープニングが死ぬほどかっこいい。
純粋にガッとここまであがったのひさしぶりですわ。
テンション上がりますなー!
もう何度見ても最高や思います。
僕があんま必死になると悪影響及ぼすのでここいらで下がります。
では、映画の中でワルそな奴らと戯れて涙を拭い込んでやってください。
ポケットに手つっこんで劇場を後にすることになりますぜ。
でゅあああぁぁあああああああ!!!!!!!!!!!!  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 13:41Comments(0)TrackBack(0)【作品紹介】

2007年10月26日

In The Silence

こんにちは。uedaです。
あいにくの雨ですね。
幼いころから気圧に左右される体質ゆえ、こんな天気の日は体が重い。
ちょっとした違和感を感じます。

そういえば、この間、京都の市バスを乗っていたんです。
まあ、夕方でしたのでそんなに乗客は多くなかった。
バスって座っていて、なんかいつもグググ...と車内が揺れているのが心地よくないですか?
動いていても停車していても常に大きいエンジンの振動が伝わる。
冬なんかだとあのエンジン熱が暖かく感じたりして。
でも、なんかその時は座っていてへんな違和感を感じた。
家で自分だけが寝ていて、家族がだれもいなくなった途端訪れる静寂のような。
急に車内が静まりかえる瞬間が度々あった。

またもや! ぐうぅぅ..ん
バスが停止するたびにエンジンを切っていたのだ。
信号が赤になる。 ぐうぅぅ..ん...
停留所に止まる。 ぐうぅぅ..ん...
発信する。   ぐヵヵかかか...ずーーン!
また赤!    ぐうぅぅ..ん
し~~~~ん...
省エネか!
もうなんせ、セワシナイ。
本読んでても、いちいち気になる。
急にし~ん..ってなるから。
何でこんなことするの?
たったの、ものの7秒ほどエンジン切ったとこで省エネになるの?地球にやさしいの?
またふかさないといけないなら、変わらないんじゃないの。
降りる客が2人以下のときは切らない。3人だと切る。決まって。

てか、市バス全部これやってるわけじゃないよね?
ぼく、エコ推進運動でもやってるのかと車内のポスター調べたもの。
ぐかかかか!!!!!
エンジン入り損ねたらし。
たのむから、もうやめて。
たぶんこの運転士のクセなのだろう。家でも全部いちいち元栓ごと切る人いるじゃないですか。
それと同じだよ。ぐうぅぅ..んをやらないと気が済まないのだ。
それが本当に省エネなのかどうかは別にして。

でも、これ本当に全車でエコ運動やってるなら、どなたか僕に教えてください。
あまりバスを乗る機会がないので正直驚きました。
初めての体験でした。停車時はエンジンごと切る。
危なくないのですかね。僕にはわかりません。
ただ、いちいち静かになるので気分は落ち着きません。
うちの犬でも着いてたテレビをいきなり切ると、寝ててもぱっと起きるんですから。
騒音が急になくなるのも、暴力ですね。  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 19:53Comments(0)TrackBack(0)【スタッフの気まぐれ日記】

2007年10月26日

わーわー

こないだの10月21日。
友達の誕生日でした。
私にはキンタ○というあだ名の友達がいますが、別に顔がそれに似ているわけでもなく、さゆきというきれいな名前があるにもかかわらず、このようなあだ名がついています。
彼女とは専門学校の寮で知り合ったときに、「私は高校の時キンタ○とい呼ばれていた。さゆきだからさゆキンタ○。後輩は略してキンタ○先輩と呼んでいた。今は誰も呼んでないけど」と。
笑いました。
そして、私がおもしろがって再びそう呼び始め、定着していったということです。

・・・・・原因は私なのでしょうか?

しかして、私もいい歳、ということは彼女もまたいい歳でありまして、少し逢わないうちに彼女の友達の間で「もういい歳なんだから。大人の女になろうよ!」とキンタ○卒業という動きがでてきたのです。
やっぱり小学生レベルの、う○こレベルの下ネタで笑える時は過ぎたのでしょうか?
ピュアな気持ちを忘れたくない!けど、仕方ないか…。
と、思いつつ、うっかり呼んでしまい共通の友達に「ね、もう変わらないとね…」って優しく諭されたりして。
でも彼女の誕生日の夜に、彼女の家に2人のオキャマとお泊まりしたりして、チョコモンブラン(略してコーモ○とかいったりして、シェフのおススメとか書いてあったりして笑って)食べて。焼きそば食べて。アイス食べて。風呂入って。
驚きなのは私が一番鏡を見ている時間が短かった。(見てなかった)ということです。
女より女らしい彼らを少しは見習わないといけない。
そう思いました。
気の使い方、立ち居振る舞い、その一挙手一投足がお手本です。
ちょわー

何が言いたかったのかというとですね、別にないのですが、ただキンタ○も私ももう大人だと。来るとこまで来てしまったと。
なんかそんな切ないどうしょうもない気分が衝動的にこみ上げてきたと。彼女との出来事をだらだらと書いてみたくなってしまったわけで。この部ログで。
やってしまった感もものすごくあるのですが、今読み始めた「私の嫌いな10の言葉」という本に感化され、作者の意見に納得したり、笑ったり、彼は本当に頭がおかしいんじゃないかと、性格異常者だと思ってみたり、著者近影をみて、やっぱり頑固そうな顔してるわ。と思ったり。言葉についていろんなことを思っているのですが、さりげない一言ってさりげなくない場合もありますよね。

今日髪を切りにいったのですが、映画の話になり(たぶん私のカルテには「映画好き」と書いてあるはず)「石の微笑」を見ました。と言ったら
「あ、けっこうマニアックな映画しか見ないですか?」
っていわれました。

ファー

「え、い、いえ。そんなことありませんよ。」
と言っておきました。
なんかショックでした。マニアックな映画しかみないとかいわれて。さらに言うなら石の微笑はマニアックなのでしょうか?
ただ、ただ宣伝が少ないというだけなのに。
なんかもうよくわからんよ。君。

今とっても気持ちいいです。
この文章をまとめようという気すらなくなってきました。
私の頭の中はいつも考えていることがビシバシとんで、話の内容も飛んで、ADSLなんじゃないかな。と。違います。
ADHDなんじゃないかな。と。

今日はアメトークの日です。毎週木曜。最近の唯一心癒される番組です。
そういえば、土田がひげをはやしているのをみて、イケる!とキンタ○と盛り上がったことを思い出しました。  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 00:21Comments(0)TrackBack(0)【1chが行く!】

2007年10月25日

ぷらぷら映画日記

朝から映画『BARに灯ともる頃』をみた。
'89年のイタリア映画だが、マストロヤンニとトロイージ演じる父子の会話劇が素晴らしい。
思慮深い父マストロヤンニと少年のような息子トロイージのやりとりは終わりが訪れるのを忘れたい
ほど豊壌な時間を感じる。 見れてよかった。

ずっとフィルム上映で見たかった『青春の殺人者』を見ることができた。
長谷川和彦のたった2本しかない作品のひとつで長編デビュー作だ。
お客さんも多かった。
映画がもつ圧倒的な底力を感じることができた。
スタジオが崩壊してもなお、ここまでいきいきと映画は息を吹き返すものだと
言ってみせた奇跡の一本。
ラストの炎はすさまじい。
『追悼のざわめき』を見たときも思ったが、「映画ってここまでやっちゃうんだよ」という
臨界点に立つ試みは近年、本当に見られなくなったものだ。
最近、映画のなかで人物の本当の汗を見なくなった。きれいなものだ。
身体から沸き立つ熱気を感じることも少ない。
「青春の殺人者」の主人公、水谷豊の汗と汚れにどろどろになった身体を見ていて
すごいと思った。
原田美枝子も水谷も酷使した自分の身体を十分に画面に焼き付けている。
映画はシュッシュと霧吹きで吹きかけただけのものなんてすぐにわかってしまう。
どうかそういう大切なことを忘れないでほしい。

'66年のチェコ・スロバキア産、カルト映画『ひなぎく』を見た。
昔よくファッション誌なんかで紹介されてたのを思い出す。
ピチカート野宮真貴とかが好きそなやつ。
物語性は希薄だが、当時として実験的要素が濃くて、アニメーションの技法も使われていた。
セピアを基調とした画作りは透明感があって美しく、スチル写真を1枚ずつ見ているような運動を感じた。
ただ映画としては、あまり満足のいくものではなかったな。
グラフィック・デザインの方面で影響を与える要素はあるのではないか。
音楽も面白かった。

最後に『ミス・ポター』
個人的にレニー・ゼルヴィガーはなんか苦手だったが、よかったと思う。
口元のもてっとした肉付きをうまく個性に生かしてるのではないか。
あれで人間くささを収得しているような気もする。
素晴らしい。 女優の手本だ。
この映画はタイトルに表される「ミス・」の部分が非常に重要なところだ。
「ひとりの女性として」人生を謳歌しようとする彼女の品性が見るものの心をうつ。
それだけにラストのテロップは少し残念だ。
この映画の前情報を一切頭に入れず見にいくと、あのピーター・ラビットの作者の
話であることを知った。
絵本のデッサンを見たとき、「この絵は!!」と食いつくように見てしまった。
紙の上で動くピーター・ラビットの絵を見て、心がぽわっとなった。

                                 ueda


   
Posted by チーム☆シネラリーベ at 15:03Comments(0)TrackBack(0)【映画+α】

2007年10月24日

フラガール

そいや、こないだやっとこさ当館で『フラガール』見ました。
フラガールですよ。
思えば昨年ですよね。公開時からヒットしてて話題には上がってたものの
なんだかいろんな要素から毛嫌いしてしまい、敬遠しつつ何度も見るチャンスを逃してた
思い出深い映画です。
まわりからも絶賛の声しかきかない。
映画館が少ない京都ですら公開時から2館でかかってました。
で、遅れてうちでもかかり、僕は映写もやり、あげくは日本アカデミー賞も取り、
他館でも改めて特集上映が組まれ、DVDが発売、最近テレビ放映までされ、
機会があり、それからまたうちでかかることとなった。
ほんとうにしぶとい。

もうこれ以上の機運の高まりとチャンスはない。
ってことでやっと見た。
...やはりダメだった。
先入観はないといえば嘘だが、期待もしていない。
きわめてニュートラルに見たはずが。特筆すべき点はない。
この映画を見て再確認できるのは、蒼井優と富司純子は一流の女優であるということだ。
蒼井のダンスの技能と情熱といい、この映画を根幹から支えているのは
彼女らによるものだ。
というより、映画が支えられすぎだ。
ぼくがかねてより引っかかってた松雪の演技は主役を張れる代物ではない。
わかりやすい単純な感情を表現するだけだし、すべて予定調和に終わる。
すぐに泣く。 ことあるごとに泣かないでほしい。
あまりにテレビ的演出で辟易してしまう。
あの鉱山が映し出される冒頭からがっかりした。
鉱山を背景にした田舎風景がCGで貼り付けたようにリアリティを欠いた画。
うすっぺらく、白黒画面で「過去の時代」を示したにすぎない。
いきなり映画へ引き込まれない事態に。
「ふ〜ん、そういう時代の話なのねん。」と記号的に理解するしかない。
トヨエツらが演じる炭鉱夫のスス汚れた顔も、たったいまメイク室で黒く塗ってきました、
さあ、撮っておくれと言わんばかりの即席さである。
コントなら許そうものも映画では、そうもいかない。
冒頭の鉱山はこれから変わりゆく時代と失われるものの象徴でもあり、
この土地に芽が出ようする、遥か遠く異国の地から輸入されたハワイアン・ダンスという
新しい文化を受容するか、はたまた拒絶するかを物語る歴史の結晶でなければならない。
蒼井が見せるダンスとコントラストとなる大事なカットでもあるのだ。
その冒頭のカットに、これから始まろうとする物語への期待を感じさせなければ
単なる時代設定の説明になり、物語は脆弱なものとなる。

話題となった、しずちゃんの芝居は無視しよう。
ぼっとしたお笑い芸人にしては、よく泣けたというくらいのものだし、人気芸人の映画出演という
宣伝効果以上の何ものでもない。だから、流します。ごめんなさい。
そりゃ、お父さんが死んだ役柄ってそれだけで少し悲しそうな表情のひとつでもすりゃ
観客は同情のひとつもするわさ。 
しずちゃんをむやみに応援したがる国民的風潮には僕は便乗いたしません。

何度も言いますが、この映画は大きく蒼井優のあらゆる表現の豊かさに支えられた
結果だと思う。
そんなに出番が多くない富司純子の視線をビシッと決めた演技と存在感も素晴らしい。
この親子のやりとりがかろうじて映画たらしめんとする力となる。

もうこの映画は何から何まですんなりまとまりすぎだ。
小気味良い脚本を優秀とするなら、そんなのいくらだってあるじゃないか。
こんなに映画がこじんまりしてよいのか、1時間ドラマほどのボリュームに感じた。
李監督としてはずいぶんベタな演出を施したものだが、それによって支持され
興行的に救われたともいえる。
あんな岸部一徳もひさしぶりに見た気がする。

特筆すべきことはない、とは言ったもののいろいろ書いてしまった。
こんなにも圧倒的に支持された映画に僕が付け入る隙もないが、、なんだかな。
ハイビスカスあげるからさあ。ハイビスカス

                                                 ueda  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 17:27Comments(0)TrackBack(0)【映画+α】

2007年10月23日

ワルそな奴らのピースな世界



『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』をまだやるだろうと高を括っていたら見逃した。
3週はやったのだろう。 他の映画に気を取られてるうちに終わったよ。
大阪も今週までか。まずいな。
あまりよい評価は聞かないが、脂がのっている伊勢谷友介が見たい。
売れてるという意味ではないよ。
『伝染歌』の伊勢谷が意外にもよかった。化けつつあると思う。

そんな「ジャンゴ」に次いで、三池崇史監督作は続きます。
うちの次回作『クローズZERO』です。
予告篇見てる限りだと、期待できますなー。ロケーション最高だな。
必殺! 短ランです。見たことありますか。
僕が通ってた中学は普通にいましたねえ。ガラ悪いとこだったから。
廊下をバイクとかが走ってましたもん。ケンカ売られるのもしょっちゅうあったし。
もうマンガみたいでした。劇画タッチな奴がうんといました。
そんなハードなのとも上手くやってかないとダメだった。
めんどくさかったけど。あいつら義理とか言うし。
いまの時代の風潮だとある意味考えられないかもしれないけど。
学校引きこもってもいられなかった。

その「クローズ」のグッズが今日届きました。
めちゃハードです。ハードアクセありました。
映画みて、「ガラ悪ぅ〜。 かっこええなー。俺らやん。こいつらやりよんな。」と
憧れつつハードアクセ買っていってください。
ワルそな感じになれる賜物です。彼氏にひとつプレゼントしたげてください!
写真で見せたいけど、お楽しみです。
                                                    ueda



 


  
Posted by チーム☆シネラリーベ at 15:11Comments(2)TrackBack(0)【映画+α】